梅護寺には、文化十(1813)年に西本願寺十九代本如上人から大谷本廟の聖人等身の御真影を書写したものが下付された。 御真影は三方正面真向の絵像で聖人八十三歳の時のお姿である。
 小島の里を去られる時、聖人が別れを惜しみ手に持っていた数珠を 道端の桜に掛け、「わが弘める法が偽りでなければ、花房数珠のように ならん」と説いた。不思議に毎年、数珠の房のように花房が垂れ下がって咲くようになった。「珠数掛桜」といわれ、国の天然記念物に指定されている。開花は五月上旬。「八ッ房梅」と「珠数掛桜」は共に親鸞聖人越後七不思議になっている
 夫婦が塩に漬けた梅を聖人に差し上げると、その梅の種を庭に植え、 念仏のありがたさを説いた。すると、不思議に芽を出して、枝葉が茂り、 薄紅の八重の花が咲き、花一つに八つの実を結ぶようになった。「八ッ房梅」と呼ばれ、今でも八つの実を結んでいる。開花は四月上旬、結実は五月中旬。
浄土真宗本願寺派 梅護寺    住所:新潟県阿賀野市小島377 お問い合わせ:☎0250-67-2915 交通アクセス:車利用/磐越道新津ICより阿賀浦橋をわたり県道586号で10分。観光駐車場より徒歩2分        電車利用/JR信越線新津駅よりタクシーで15分        JR羽越線京ヶ瀬駅より徒歩20分
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親鸞聖人は小島の里へ来て約半年間滞在し、布教されたと伝えられている。  聖人が宿のあるじ夫婦に念仏の教えを説いたところ弟子となり、 蓮位房釈龍運の法名と喜びのあまり書いた「帰命尽十方無碍光如来」 の十字名号を与えた。