程なくして外波の里に到着した聖人一行の宿をした 外波村の 庄司神職であった大文字屋右近平宗輝は、聖人一行が難所で「立ち竦み」という漁夫に助けられたことを聞き、「わが妻の持仏も立ち竦みと称します」といって厨子を開けてみると、如来像の裾が潮水に濡れ、足には砂が付いていたという。
真宗大谷派 大雲寺 住所:新潟県糸魚川市外波245 お問い合わせ:☎025-562-3030 交通アクセス:車利用/北陸自動車道親不知I.C.から糸魚川方向へ、5分。  電車利用/えちごトキめき鉄道親不知駅より徒歩15分。
 これを奇瑞に感じた右近は一夜したしく法話を聴聞すると、その場で聖人の弟子となった。そして、宗雲という法名を賜って一宇を建てた。これが後の大雲寺である。朝鮮伝来の阿弥陀如来像といわれる立ち竦み如来をはじめ多くの宝物を伝えている。
 北陸道最大の難所で、断崖絶壁がそびえ立つ、親不知に さしかかった親鸞聖人一行が行く手をはばまれて行きつ戻 りつ難渋していたところへ、「立ち竦み」という名の漁夫 があらわれ道案内をしてくれたおかげで聖人一行は無事に 難所を越えることができた。