真宗大谷派 孝順寺    住所:新潟県阿賀野市保田4626-1 お問い合わせ:☎0250-68-2434 交通アクセス:車利用/磐越道安田I.C.から10分        電車利用/JR水原駅より阿賀野市営バスで20分、バス停「安田支所前」下車3分。        JR新津駅よりタクシーで20分
 源氏の家臣渡邊競は主君の源頼政に従い、平家打倒の挙兵に加わったが宇治にて討死した。 競の妻子は、保田の里に落ち延び生活を送っていた。  建暦二年(1212)、夫の命日に保田に布教に来られていた親鸞聖人を招き、法要を勤めた。 妻は涙を流し喜び、御礼に焼栗を差し上げた。聖人は仏縁を説き、その栗を土に埋めた。すると 根を生やし、芽が出て枝も伸びた。しかも不思議なことに年に三度も花が咲き、実が付き、葉は一枚の葉の先が二枚に別れて成長したといわれる。
競の子は聖人の弟子となり専念という法名をいただき、草庵を構えた。後に専念寺と なり、栗の木も「保田の三度栗」といい七不思議の一つとして大切に護持されてきた。  専念寺は、何度か移転をし、寺号を孝順寺と改めた。現在の堂宇は、千町歩地主と いわれた豪農斎藤家の旧邸で、重厚な建物と優美な庭園をそのまま残す。戦後に国に 物納されたものを、住職・門信徒で力を合わせ買取り地元の宝として三度栗と共に 護持されている。